インプラントについてよくある質問
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インプラント治療の流れはどのようになりますか?
まずは無料相談から始まります。
カウンセリングでご希望やお悩みをうかがい、その後、検査 → 治療プランのご提案 → 必要な前処置 → インプラント手術 → 仮歯の装着 → 最終的な被せ物の装着、という流れで進んでいきます。装着後は定期的なメインテナンス通院が必要です。 -
手術の際に痛みはありますか?麻酔はどのように行いますか?
手術は局所麻酔を使用して行います。
処置中に痛みを訴える方はほとんどおらず、術後も痛み止めを服用せずに済む場合が多いです。
ただし、麻酔の注射時には多少の痛みを伴いますので、その点はあらかじめご理解ください。
全身麻酔をご希望の場合はご相談いただけますが、当院ではこれまで局所麻酔で十分に対応できています。 -
インプラント治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
治療の内容によって異なりますが、最短で2~3か月ほどです。
手術後は最短1か月ほどで仮歯を装着し、食事をとることができます。
その後、骨とインプラントがしっかり結合するのを待ち、最終的な被せ物が入るまでに最短で2~3か月かかります。 -
インプラントを入れた後、実際に噛めるようになるのはいつですか?
目安としては手術後、最短1か月ほどで仮歯が入り、食事が可能になります。
そこから最終の被せ物が完成するまで段階を踏んで治療を進めます。 -
顎の骨が少ないと言われましたが、それでもインプラントは可能ですか?
条件を満たせば可能です。全身疾患によっては手術が行えないことがあります。
当院では骨を補う「骨造成(こつぞうせい)」という治療を行っています。
骨が足りない部分に骨になる材料を補い、新しい骨を作ることで、インプラントをしっかり支えられる状態に整えます。 -
骨造成とはどんな治療ですか?
インプラントを入れる場所の骨が不足している場合に、人工的な骨や牛由来の骨補填材を用いて新しい骨を作る治療です。
骨が安定するまでには半年ほどかかりますが、その後は通常のインプラント治療と同じように長期的な使用が期待できます。 -
インプラントとブリッジ・入れ歯の違いは何ですか?
インプラントは顎の骨に直接固定するため噛む力が自然で、見た目も天然歯に近いのが特徴です。
ブリッジは両隣の健康な歯を削る必要があり、支える歯に負担がかかります。
入れ歯は手術不要で費用を抑えられますが、安定感や快適性で劣ることがあります。 -
インプラントのメリットと注意点を教えてください。
最大のメリットは、両隣の健康な歯を削らずに済むことです。
見た目も天然の歯に近く、噛む力もしっかり発揮できるので、自然な感覚で食事や会話が楽しめます。
一方で注意点としては、外科手術が必要になること、保険が適用されないため費用が高額になることが挙げられます。
また、喫煙されている方は治療の成功率が下がるため、当院では必ず禁煙をお願いしています。 -
治療後の食事や生活で気をつけることはありますか?
手術直後は、刺激の少ない柔らかい食べ物を選んでください。
腫れや出血を防ぐため、熱い食べ物や硬いものは避けるようにしましょう。
普段の生活では、強い噛みしめや無理な力を避け、定期的に検診を受けていただくことが大切です。 -
喫煙はどのくらい控える必要がありますか?
手術の前2週間と後2週間、あわせて1か月間は必ず禁煙をお願いしています。
この期間の喫煙はインプラントの定着に大きな影響を与えるため、治療の成功率を下げてしまいます。
それ以降については自己管理となりますが、可能であれば禁煙を続けていただくのが望ましいです。 -
インプラントはどのくらいの期間使えますか?
当院では最大10年間の保証を設けています。
もちろん「一生持つのか」という点は個人差がありますが、しっかりメインテナンスを行えば10年以上問題なく使えるケースも多いです。
実際に私自身、30歳のときに入れたインプラントを13年以上使っています。
大切なのは、治療後も定期的なチェックを受けることです。 -
インプラント治療後にはどのようなメインテナンスが必要ですか?
ご自宅では、毎日の歯磨きを丁寧に行い、インプラントの周囲に汚れをためないことが基本です。
歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると、より清潔な状態を保てます。
また、クリニックでの定期検診も欠かせません。
治療後1か月・3か月・半年・1年と段階的にチェックを行い、その後は1年ごとにレントゲン撮影や噛み合わせの確認を行います。
当院のインプラントはスクリュー固定式のため、ネジの緩みがないかも確認します。 -
インプラント周囲炎とは何ですか?予防するにはどうしたらいいですか?
インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯ぐきや骨が炎症を起こし、膿が出たり骨が溶けたりする病気です。
放置するとインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
予防のためには、毎日の丁寧な歯磨きや歯間ブラシ・フロスを使ったセルフケアが大切です。
そして歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることが、最大の予防策になります。 -
手術後に腫れや痛みが出ることはありますか?
インプラント手術は多くの場合、局所麻酔で行うため術中の痛みはありません。
術後は腫れや強い痛みが出ないケースがほとんどですが、骨造成を伴う場合などは一時的に腫れることがあります。
万が一、腫れや痛みが強く出た場合でも、適切な処置や薬でコントロールできますので、我慢せずすぐにご連絡ください。
ホワイトニングについてよくある質問
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ホワイトニングはどのような仕組みで歯が白くなるのですか?
歯の表面についた汚れを落とすだけではなく、歯の内部に沈着している色素そのものを分解していきます。
専用の薬剤が歯の中に浸透し、黄ばみの原因となる成分を壊すことで、自然な白さに近づけることができます。 -
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いは何ですか?
ホームホワイトニングは、ご自宅でマウスピースと専用の薬剤を使って少しずつ歯を白くしていく方法です。
毎日少しずつ行うため、自然な仕上がりになりやすく、ご自身のペースで続けられるのが特徴です。
一方、オフィスホワイトニングは歯科医院で行う方法で、専用のライトを当てて短時間で白さを実感できるのが特徴です。
その日のうちに効果を感じたい方に向いています。 -
デュアルホワイトニングとは何ですか?
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを両方行う方法です。
即効性と持続性をあわせ持ち、より高い効果を期待できるのがメリットです。 -
ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?
生活習慣や食事内容によって個人差はありますが、一般的には半年から1年ほど効果が続きます。
コーヒーや赤ワインなど色の濃い飲食物をよく摂る方は早めに色戻りしやすいため、定期的な「リタッチ(追加ホワイトニング)」をおすすめしています。 -
効果を長持ちさせるにはどうすればいいですか?
着色を防ぐための歯磨き粉を使ったり、毎日のブラッシングを丁寧に行ったりすることが大切です。
定期的な歯科医院でのクリーニングも、白さを長持ちさせるポイントになります。 -
ホワイトニング後に食事で注意すべきことはありますか?
ホワイトニング直後の歯は色を吸収しやすい状態になっています。
そのため、コーヒー・赤ワイン・カレー・チョコレートなど色の濃い食べ物や飲み物は避けてください。
また、喫煙も着色の原因になるため控えることをおすすめします。
少なくとも24時間はできるだけ色のつきやすい飲食物を避けることで、白さを長持ちさせることができます。 -
ホワイトニングで歯や歯ぐきに痛みやしみることはありますか?
個人差はありますが、一時的に歯がしみたり、歯ぐきに違和感を感じることがあります。その際は痛み止めを服用していただくことで多くの場合は軽減します。
症状は数日以内におさまることがほとんどですので、過度に心配されなくても大丈夫です。
ただし、被せ物や詰め物はホワイトニングでは白くできません。
その場合は新しく作り直す必要があります。 -
妊娠中や授乳中でもホワイトニングを受けられますか?
妊娠中の方は、安全性の観点からホワイトニングはおすすめしていません。
長時間の処置や薬剤の影響など、不確定要素があるためです。
授乳中についても、基本的には控えていただくようにしています。
安心して治療を受けていただくために、時期をずらしていただくことをお願いしています。 -
ホワイトニングを繰り返すことで歯に悪影響はありますか?
心配はいりません。
むしろ良い影響があります。
ホワイトニングで使う薬剤はもともと歯周病治療に応用されていたもので、細菌の繁殖を抑える作用があります。
また、ホワイトニング後は歯の表面の膜(ペリクル)が一度リセットされるため、フッ素が取り込まれやすくなり、虫歯予防にもつながります。 -
市販のホワイトニング製品と歯科医院で行う治療の違いは何ですか?
市販の製品は歯の表面の汚れを落とすことが中心です。
一方で、歯科医院で行うホワイトニングは、歯の内部にある着色成分を分解して白くするため、仕上がりや効果の持続性に大きな違いがあります。 -
ホワイトニングを検討する際、通院はどのくらい必要ですか?
目安としては最低3回ほどの通院が必要です。
より丁寧な説明や経過確認をご希望の場合は4回程度になることもあります。 -
他院でホワイトニングを受けた歯のメインテナンスもお願いできますか?
可能です。
ただし、これまで受けた処置の内容や歯の状態によって対応が異なりますので、まずは診断のうえで最適な方法をご提案いたします。
【ホワイトニングが適さない方へ】
ホワイトニングは多くの方にとって効果的な審美治療ですが、体質や健康状態によっては安全性の観点から施術が推奨されない場合があります。以下に該当する方は、必ず事前にご相談ください。
妊娠中・授乳中の方
ホワイトニング剤の安全性について、妊婦や授乳中の方を対象とした十分なデータがないため、当院では施術を控えていただいております。胎児や乳児への影響を避けるため、慎重な判断が必要です。
小児(未成年)の方
歯の成長が未成熟な段階でのホワイトニングは、歯質への悪影響や知覚過敏のリスクがあるため、原則として施術は行っておりません。必要に応じて、適切な時期についてご案内いたします。
歯科材料にアレルギーがある方
ホワイトニング剤やマウスピースに使用される材料に対し、アレルギー反応を起こす可能性があります。既往歴のある方は、必ず事前にお知らせください。
無カタラーゼ症の方
体内で過酸化水素を分解できない無カタラーゼ症の方は、ホワイトニング剤の使用により重篤な副作用を引き起こす恐れがあるため、ホワイトニングは禁忌とされています。
喘息や光線過敏症のある方
ホワイトニング中に使用する薬剤や光照射によって、喘息の症状が悪化したり、皮膚・粘膜に過敏反応が出る場合があります。持病がある方は必ず事前申告をお願いいたします。
嘔吐反射が強い方
マウスピースや器具の装着時に強い不快感や嘔吐反射が出る方は、施術が困難な場合があります。状態に応じて対応を検討いたします。
【施術を希望される方へ】
安全なホワイトニング治療のために、体調や既往歴に関する正確な情報が必要です。
上記に該当する可能性がある方は、必ずカウンセリング時にお申し出ください。
当院では、患者様一人ひとりの健康状態に合わせて、施術の可否や代替手段をご案内しております。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。